パグ犬「小町」さんとの暮らしっぷりをボソボソと綴ります。2012年9月、弟「中都」も参戦!

世田谷東京都動物愛護センター

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今日はちょっと真面目な話。

小町は・・・登場しません。

なので、興味がない方はスルーして下さい。

8/17、ふがれすメンバーさんと

世田谷にある東京都動物愛護センターの

見学に行ってきました。

ふがれすで活動されている方でも、

実際にセンターを見たことがあるのは僅か。

保護活動をする上で、

一度は現場を見ておいた方がいいのでは?と、

都合のつく方、興味がある方が集まりました。

当日はセンターの方から

どういう仕事をしているのか、

収容状況の現状などの説明をして頂き、

収容棟や治療室などの見学もさせて頂きました。

昭和60年代からの推移を見ると、

東京都の保護犬の数は右肩下がり。

一応、減ってはいます。

その理由としては、

・室内で飼うことが普通になった

・避妊、去勢をする人が増え、望まれない妊娠が減った

などなど。

収容された子も

飼い主さんの元に戻ったり、

譲渡されたりする子が多く、

なるべく殺処分しない方向で活動されているそうです。

譲渡に関しては、

一般の方への譲渡の他に、

保護団体への譲渡も多く、

東京都に関して言えば、保護団体の力が大きいと。

現在20数団体の保護団体が登録しており、

各団体さんが引き受けてくれるおかげで

殺処分せずに済むケースが多々あるそうです。

それでも、

・人に対して攻撃的な子

・治療しても助からないほど重篤な子

は殺処分対象になります。

でもね、これってこの子たちの問題じゃなくて、

人間側の問題なんですよね。

人に対して攻撃的な子を作り出したのも人間。

病気の子を最後まで看病しないで放り出したのも人間。

まだまだ、人間側、

考えるべき事・やるべき事があります。

収容棟では、

人を噛んでしまった子が収容されているケージ

小型犬用のケージ

中型犬・大型犬用の部屋

がありました。

小型犬用のケージは、

病院で使っているようなケージ。

中型犬・大型犬用の部屋は、

6~7部屋に分かれていましたが、

この時は収容犬が少なく、一人一部屋状態。

部屋に私達が入った瞬間から、

ガラス越しにみんな尻尾フリフリして近寄って来ました。

どの子も人間大好きな感じ。

病気の子もいなかったように思います。

みんなから

「ここから出して~」と言われているようで、

かなり切ない気持ちになったのを今でも思い出します。

昔は1部屋にギュギュウ詰めに収容犬がいて、

それが1日毎に部屋を移動し、

7日目の部屋の次は城南島センター送り。

要は殺処分。

そんな感じだったようです。

(迷子犬は7日間飼い主さん待ちをします。)

そんな歴史を見て来た部屋の中で感じた思い。

実際に収容されている子達のあの目。

今後も忘れずに、ふがれすの活動を

続けて行けたらと思ってます。

捨てる人がいるのなら、

捨てられた子を1匹でも多く救う仕組みが必要。

全体で見たら、

救える子はほんの一部かもしれませんが、

それでも意味があると、そう思いました。

まとまりのない文章になりましたが、

長文を最後まで読んで下さった方、

どうもありがとうございます。

最後に、

去年殺処分された犬の数が200数十匹なのに対して、

猫は1800匹超。

そのほとんどが、乳飲み子だそうです。

野良猫が産んだ子。

飼い猫が外を散歩中に妊娠して産み落とした子。

センターに収容されている猫も子猫ばっかりでした。





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