福くん、頑張れ！
去年の８月末、
ひよ吉１２１号くんの預かりを開始しました。
体の内側が真っ黒に色素沈着し、
背骨も後ろ足もちょっと曲がってて歩くのもフラフラ、
表情もどこか力のない感じのパグの男の子。
トリミングに通い、アカラスの治療をし、
なんとか皮膚の状態も良くなり始めた１１月、
本当の家族と巡り逢え、「福くん」になりました。
里親さんに私から連絡することは
基本的にしないようにしているため、
「元気かな？」「どうしているかな？」と
おむ氏とたまに言いながらもそのままだったのですが、
先日ふがれすカレンダーの件でご連絡させて頂いた時に、
肥満細胞腫と闘っていることを聞きました。
１４箇所を切除したと聞き、
少しでも良いから会いたいな、と思い、
里親さんにお願いをし、
先日の土曜日、福くんと１年ぶりの再会♪
チャイムを鳴らした時に
家の中から「バウバウ」と懐かしい声が聞こえ、
それだけでも感動。
家の中に入ったら、
自分の場所にススッと移動して、
ちょっと顔を伏せる福くん。
でも、実はちょっと上目遣いで私達のことを
見ているんですけどね。
小町と中都も一緒にお邪魔したので、
急に騒がしくなってビックリしたのかな？
お母さん手作りの
ハロウィン柄の洋服を着てた福くん。
お邪魔してから知ったのですが、
この２日前にも手術をしたとのこと。
大変な時にお邪魔してしまって
申し訳ありませんでした。
最初の手術は１４箇所を切除し、
４時間頑張ったという福くん。
その後、抗がん剤治療をしているのですが、
再発してしまい、２回の手術をしたそうです。
卒業時よりも顔が白くなっていた福くん。
でも、卒業時よりも優しい顔になっていて、
それだけ幸せなんだなぁと。
ビックリしたのが皮膚の状態。
毛もキレイに生えていたし、
お腹もキレイになっていました。
曲がっていた背骨や後ろ足も
ちょっと良くなっていたような気がします。
お母さんにベッタリで、
甘えん坊くんは健在。
そんな姿を見て、
ちょっとウルウルきてしまった私でしたが、
後で聞いたらおむ氏もウルウルきていたと。
多発性の肥満細胞腫なので、
今後も予断を許さない状況ではありますが、
やっと掴んだ幸せ。
そして、まだ１年。
もっともっと、幸せ満喫しなきゃ、なので、
福くん、頑張ろう！
ちょっと離れた我が家からも
たくさんのエールを送るからね。
里親さんが撮って下さった記念写真。
「オレも抱っこしたい」とおむ氏。
もちろん、私ももう１度。
福くん、少しは覚えてくれていたかなぁ？
小町の事も覚えてくれていたかなぁ？
また会いに行くよ！
